
一度は誰かと言い争ったことがあるみかんのむき方!?
みかんのむき方をだれかと言い争ったことはありませんか?
だいたいヘタがある上からむく派とヘタの逆の下からむく派の2つに分かれると思います。
ヘタからむく派の言い分はむいたときに白い筋(アルベド)もきれいに取り除かれやすいとういう合理的なむき方ですね。最初にヘタの部分の硬いところからむき始めるのが唯一の難点です。そこをうまくむけるとあとはみかんの果実に沿ってむけば白い筋も皮に一緒にくっついて取れます。ひとことで表現すると効率派ですね。メリット:白い筋が取りやすい、デメリット:ヘタの周りが硬いので最初がむきにい。
ヘタの逆からむく派の主張は何といってもむきやすさを重視しているようです。白い筋に関しては食物繊維だし抗酸化作用があるしそのまま食べる感じです。ひとことで表現すると自然体派ですね。メリット:全体的にむきやすい・白い筋の栄養も取れる、デメリット:白い筋が取り除きにくいので食べたくない人には不向き
この2大派閥のメリットを独り占めしているむき方が「和歌山むき」です。
2大むき方派閥の上をいく?「和歌山むき」
決して2大派閥を否定しているわけではありません。
それぞれの好みのむき方でみかんを楽しんでください。
ただむきやすくて、白い筋も取り除きやすくて、何よりも早く向けるので早く食べられるというだけです。みかん好きな方は知っていて損はないと思います。
早速「和歌山むき」お試しあれ
まずヘタの逆(下側)から二つに割ります。
「むく」というより「割る」です。
そして90度回してさらに割ります。
4つに割れると思います。
ちょうど昔作った折り紙のパクパクのようです。
そして果実(みかん)を付け根からむきとると、「あら不思議」となるはずですがなりましたでしょうか。個体差はあるもののだいたい綺麗に果実が取れると思います。
むき方は分かったけど美味しいみかんってどれでしょう?
毎年11月頃になるとみかんをお店で見かけるようになります。
みかん選びで失敗しないためにはどこを見極めるといいのでしょうか。
みかんのお肌(皮)
- 色が濃い:太陽の日差しをいっぱい浴びたものは濃くなります。
- 色むらがない:まんべんなく
- 表面がきめ細かい:「油泡」と言われるブツブツが小さくて多い
みかんの頭(ヘタ)
- ヘタが緑色:
- ヘタの軸が細い
みかんの体(実)
- 見た目より重量感がある
- 平べったいもの
この条件をクリアしてものはだいぶおいしいみかんです。
スーパーなどで見かけるようになったらお肌・頭・体と思い出してみてください。
美味しいみかんを食べてみましょう
美味しいみかんはいろいろあるんですが、その中でもひときわおいしいみかんが「塩みかん」です。海のミネラルを散布し最大限に甘さを身に着けたみかんです。福岡県で栽培されています。
時期になるとこちらのサイト「地のものファーム」より購入できます。